本多唯那氏のYouTubeチャンネルにて、
『秋の接吻』がアップされました!
『秋の接吻』詩:滝口雅子 (詩集『窓ひらく』より)
目は口ほどに…と昔からよく言われるように、瞳は小さい容積ながら、その人の内側に潜む無限のものを内包しています。 「ひとを愛して 愛したことは忘れてしまった」 秋のさびしげな高原に、小さく“咲いていた”その瞳、そしてそれを見つめる作者の瞳…。 愛に燃え尽き、ほうけたように佇む彼女の頬を、秋風だけがそっといたわるように接吻してゆく。そんなさびしくも典雅な風景を、音にのせてみました。